「木組みの家」14 わたりあご

(設計室メモのバックログが消えてしまいました。現在調査中ですが、復旧できなければ再度書き直しますので、しばらくお待ちください。)
現在の「一般的な」在来工法と木組みとの一番の違いは、直交する梁天の高さがちがうということです。
左図のように、梁天の高さがおなじであると、交差しないので、一方の梁はもう一方の梁の横面に「ありほぞ」で継ぐことになります。ありほぞは構造的にはほとんど機能しておらず、これにボルトで補強し、さらに火打ち梁(斜めの梁)や構造用合板を上から貼って変形をおさえなければ固まりません。
右図のように梁天の高さを変えて、材を交差させ、交差部分をお互いに欠き込んでかみ合わせた状態を「わたりあご」といいます。
この組みかただと、木のもつ粘りによって、変形に対抗し、大きな力がかかったときも、木の「めり込み」で力を吸収します。めり込みによって、ある程度変形したら、それ以上変形が進行しません。
これに、厚板を上から貼ることでさらに強固にします。
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