「木組みの家」16 四国九州間 真壁

木組みの家では、水まわりの一部を除いて、すべて真壁仕上げにしています。また、一間(いっけん)=1.92mの四国九州間(正確な呼称かどうかは知りません。)を採用しています。
現在、ごく一般的な木造住宅は関東間(一間=1.82m)の大壁仕上だと思います。
新建材はほとんど、1.82×0.91mのモジュールがベースになっていますので、関東間を採用されることが多いと思いますが、木材は3m、4mといったメートルサイズになっていますので、一間が1.82mでも1.92mでも2mの材料を使います。ですから木組みの家のように新建材をほとんど使わないつくりでは、四国九州間を採用することで、同じ材量でより広くすることが出来ます。
廊下で比較しますと、
図上は関東間の大壁で三寸五分(105mm)の柱に胴縁(15)+石膏ボード(12.5)をはったもの。
図下は四国九州間で四寸(120)の柱から、15mm下がったところに壁をはったものです。
上が910-105-15×2-12.5×2=750
下が960-120+15×2=870で
870-750=120となり、12cmの違いが出てきます。
これを六畳の部屋で考えると
関東間 -大壁 (2.73-0.16)×(3.64-0.16)= 8.94
四国九州間-真壁 (2.88-0.09)×(3.84-0.09)=10.46
となり、1.52㎡の差が生じます。
面積が大きくなった分、その他の資材は多くいりますし、コストの単純な比較はできませんが、同じ木材量でより広く使うことができるということです。
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