「木組みの家」22 小屋梁・軒桁

前回書きましたように、母屋の荷重が束を通して、小屋梁に達します。
図では、小屋梁は一間おきに、5本平行に並んでいます。小屋梁の両端部を上から押えているのが軒桁です。
軒桁は垂木の軒の荷重を受けています。
小屋梁の荷重は、端部は外周の柱で受け、中央部は敷梁で受けています。
図に着色した柱が9本田の字に配されています。その中央が大黒柱で、のこり8本が通し柱です。
ここで、「田の字」が現れてきます。
敷梁は通柱-大黒柱-通柱と三本の頭をつないでいます。軒桁はそれぞれ通柱三本の頭を小屋梁を介してつないでいます。それに直交して、真ん中の小屋梁が通柱-大黒柱-通柱をつなぎ、一番外側の小屋梁二本がそれぞれ通柱三本をつないでいます。
このように、大黒柱と八本の通し柱を桁・梁でつないで、「田の字」が構成されるわけです。
このように、屋根の重みを伝えていき、1階~2階を通す柱の頭を固めることで、建物全体が締まります。
この桁から下が「軸組」と呼ばれ、メインの構造体になります。
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