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June 23, 2002

杉の床


私は普段、床にべたっとすわる「床座(ゆかざ)」の生活をしています。
図面を引いたり模型をつくるときも、床にすわった方が集中できます。
ただし、長時間作業を続けるときは椅子に座らないと腰が痛くなりますので、仕事は椅子座と半々です。

うちの1階は土間と畳の室との高さの違う空間なので、畳の上で椅子座にしますと、土間や庭からすると目線がだいぶ高くなり、落ち着きがなくなります。ですから、1階は畳のままで、床座としています。

2階は外を眺めた目線の位置がすでに高いので、椅子座にしても、さほど違和感がありません。それで、床を板張りにして、椅子を置いています。
2階は、もとは畳が敷いてあったのですが、痛みが激しかったので、全部撤去し、下地をして、杉板に張り替えました。

2階は寝室も兼ねているのですが、ベッドは置きませんので(場所をとるし、ふとんを敷きっぱなしの感じが嫌いで)床にふとんを敷いて寝ます。

フローリングにマットレスなしでふとんを敷いて寝ることに抵抗のあるかたも多いと思いますが、その床板を無塗装の杉にすれば、快適です。

杉は非常にやわらかいので、爪で押すだけでへこみ、跡が残ります。椅子の下などは傷だらけでボコボコになってしまいます。
それさえ気にならなければ、すごく快適です。
適度な弾力性と保温性、吸湿性があるので、裸足であるいても足の下が気持よく、床に寝そべって、そのまま昼寝もできます。
この肌触りは無塗装というのがポイントです(もちろん汚れ易いですが)。

杉の床は、いわゆるフローリングというよりは、「硬い畳」と思っています。

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June 18, 2002

軒、縁、土間。


梅雨に入りました。
今年は、こちらでは、先月からよく雨が降っていました。

それで、町家に住んでみて、気がついたのですが、雨の日のうっとうしさがないんですね。

理由を考えてみたのですが、やはり、タイトルに挙げているものかなと思います。

軒が深いので、土砂降りでも窓を閉めなくていい。縁があるので、庭に出られる。土間があるので家の中で外履きになれる。お客さんと立ち話ができる。

そうすると、雨によって制限されることが少ないわけです。むしろ、雨で冷やされた空気が室内に流れてきて、快適で、庭に降る雨を眺めるのも趣があって(うちの庭はまだ何にもできていないですけど)楽しいですね。

また、雨にぬれて帰ってきても、土間(三畳)があるのでそこで、体を拭いたり、靴を履き替えたりして、それから土足のまま通り庭を通って洗濯機のところまで濡れた衣服を持っていける。
畳にあがるころには、体はさっぱりしています。

機能的ですね。

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