雑然さ
大きなワンルームのような生活空間でも、天井の高さ、勾配、独立柱、間仕切壁などで変化をつけると、変化に富んだ空間になります。
座る位置、視線の高さ、向きによって色んな表情が現れます。
座り方ひとつで、空間に変化が生まれます。
しかし、椅子に座ったり、畳に座ったりしていることのすり合わせが、インテリアをまとめることの難しさにもつながっています。
といっても、洋式にインテリアを気張りすぎてしまうと、何か落ち着かない空間になります。
畳でもソファでもくつろげるようにしておいて、多少雑然とするくらいがちょうどいいのではないでしょうか。
ご飯やテレビはどちらかというと、べたっと床に座ったほうが落ち着く方が多いのではないかと思います。
色んなスタイルや物を取り入れた日本人の生活そのものが雑然としているのかもしれません。
部屋の雑然さを許容するには、雑然さに負けない変化のある骨太な建築がいいのかもしれません。
モダンでミニマムにしてしまうと、あれやこれやを取り入れた時に、建築が負けて収拾つかなくなりますが、柱や梁で骨太にしておきますと、骨董品であれ、洋風であれ、モダンであれなんでも吸収してしまいます。
それも、汎用性を高める方法かもしれません。


























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